未経験からのフルスタックエンジニア

スキルをつけよう!未経験からフリーランスエンジニアへの成長記録

FLOC 教養としてのテクノロジーセミナー7/27に参加してみた

7/27に、FLOC主催の講座
『教養としてのテクノロジーセミナー』
を受講してきました。

FLOCとは

floc.jp

FLOCブロックチェーン大学校は、ブロックチェーン専門スクールです。インターネットの情報革命の次に起こるブロックチェーン革命は、社会を大きく変えていくと言われています。 そのブロックチェーンテクノロジーにおける技術者の育成から、ビジネススクール、検定試験によるアセスメントの構築、人材紹介、起業家育成などを通じ、ブロックチェーンのプラットフォームを構築していきます。フィンテックやIoT、スマートコントラクト等の第4次産業革命の成長と社会の発展に貢献していきます。

ブロックチェーン総合スクールです。東京と大阪に教室があるようです。

セミナーの内容

セミナーでは、以下の3つに焦点を絞っていました。

  1. ビッグデータ
  2. AI
  3. ブロックチェーン

これらがどういったものなのかを90分で概要をおさえる、という趣旨のセミナーでした。

過去30年間の激変を振り返る

ちょうど平成の時代を振り返るところから、セミナーは始まりました。
以下の3点を振り返りました。

  1. 経済力の激変
    平成の始めでは、日本の企業が世界的にもトップを走っていたが、現在ではアメリカのIT企業がトップを占めるようになった。というのも、日本がIT・イノベーションに遅れを取っているから。さらに、ビッグデータ・AI・ブロックチェーンという技術が出てきた今からは、さらなる激変が予想される。
  2. デジタルライフの激変
    インターネットが普及し、10年前にはスマホが登場することで、インターネットが生活になくてはならないものとなった。
  3. 仕事の激変
    機械化が進み、人がやる必要のないことが出てきた。さらに、AIの登場で、雇用形態の激変が予想されている。(マイケル・オズボーン教授『雇用の未来』)

自分か生まれる前からの振り返りであったため、実感できないこともあるが、自分なりに振り返ってみる。
ゲームが好きなので、ゲームで生まれてから今までを振り返ってみると、技術の進化が実感できるかと思う。

FC→SFC→PS→PS2PS3PS4

iPhoneが発売されたのが、2007年。
PS3が発売されたのが、2006年。
PS2の時代までは、実際に部屋に集まって対戦していたものが、PS3からはオンラインで見知らぬ世界中の人と共闘を組むことができるようになった。この時期から、インターネットというものが身近になり、なくてはならない存在となった気がする。

PS4が発売された頃からは、VR・ARなどの技術が普及し始めた。

スーパーファミコンをやっていた時には想像もつかない世界になったものだなぁとつくづく感じる。それと同時に、今後も大きな変化がすぐにでも起こる気がする。その波に乗れるかどうか、そこが今からの時代重要なのかなと思う。

ビッグデータ

企業体で管理できるデータ:構造化データ
企業体で管理できないデータ:非構造化データ

昨今では、非構造化データがSNSの普及などにより莫大になっており、上記両者を活用していくことが、ビッグデータと言われるみたい。
例えば、Twitterは2~3億ツイート/day、つまり、1日で8テラバイトぐらいの情報が増え続けているらしい。

これらの莫大なデータをどう活用できるかが重要とのこと。
今は、物理的な戦争は一部をのぞいてないが、データの奪い合いで国同士戦争状態にあるらしい。

データの量でいうと、国民の少ない日本は不利で、中国やアメリカがやはり強い。

AI

AIにも段階がある。

レベル 内容
Lv.1 言われたことだけを実行する エアコン/冷蔵庫
Lv.2 ルールを理解して判断する ルンバ/Siri
Lv.3 ルールを改善して、より良い判断ができる 検索エンジン/異常検知
Lv.4 自分で判断基準を設計し、判断する 外観検査/異常予測

Lv.3が機械学習(Machine Learning)
Lv.4が深層学習(Deep Learning

深層学習では、ニューラルネットワークを活用(多層ニューラルネットワーク

最近では、入国審査など間違いが許されない場所においてもAIが使われるようになってきた。

ブロックチェーン

変更・削除・改ざんできない+ダウンしない+正しい情報のみが記録されるネットワーク共有型のデータベース

今までは、ある会社が中央集権型でデータを管理しており、そこのデータがなくなると、全て消えてしまっていたし、改ざんの余地があった。

ブロックチェーンでは分散管理型を取り入れ、リアルタイムで誰もがデータを共有できる。そのため、一人の人がデータを消してしまっても、他の人が持っているため、データが消えることはない。また、データは暗号化されており、過去のデータを改ざんしようとしても、暗号化により現在のデータと辻褄が合わなくなるなど、改ざんがほぼ不可能と言われているそうだ。
改ざんが不可能→信頼できるデータということで、経済的な価値をも共有できる技術らしい。
例えば、ルイヴィトンでは、商品の原材料・工場などのデータをブロックチェーンで共有することで、自社の商品であることを格付けし、商品価値を維持している。

これからどんなアクションを取るべきか

  1. 未来の仕組みを想像する
    映画や漫画など、なんでもいいので未来がどうなっているかを考えてみる
  2. 日常にアンテナを立てる
    "zapier"や"IFTTT"などを活用して、情報収拾を自動化する
  3. 知識を体系化する
    ニュースや書籍、ユースケースを知る前に、基礎知識を蓄える
  4. 社会の大きな流れに早くのる
  5. 作る人から創る人へ
    ルールの上で、仕事をする人(作る人)は、そこにルールが有る限り、AIで自動化されてしまう可能性がある。そうではなくて、ルール自体を創る人になる

受講した感想

なんとなくニュースでは聞いていたことが、世界では生活に浸透してきていることを知り、これからまだまだ人生のある身として少なくとも、これらの技術のリテラシーを身につけておかなければならないと感じた。
ブロックチェーンと聞くとなんとなく難しそうに思えるが、例えばAWSではパッケージ化されているし、将来的に扱ってみたいと思う。

aws.amazon.com

まずは、アクションの第一歩目を踏み出せたということで、これからも継続して学んでいきたい。